食をとおして環境や地域を考える【鮭のおいしい楽しみ方】を11月21日(月)に、青葉区のTHE6を会場に開催しました。
平日の夜の開催ということで集客面での不安もありましたが、定員を超える10名の方に参加していただきました。
遠くは名古屋から、年齢も20代から70代まで、魚好き、川好き、料理好き、鮭川好きな方々が集まりました。
講師はいつもお世話になっている山形県鮭川村で古民家レストランみなもとやを運営しているお母さん方3名。
鮭川でその日の朝に捕れた鮭を、最上地方の伝統野菜石名坂カブなどと調理しました。
メス鮭から卵をとりだし、熱めのお湯に2度通します。
お湯の温度が低すぎると皮が固くなるので、良い食感を出すには温度が重要になるそうです。
この日も抜群の食感に仕上がったうえ、味を付ける前に試食してみると、「卵の味だ!」と皆さん驚くほど、味も風味も絶品でした。
ふ化した仔魚は約1月分のこの卵黄の栄養だけで過ごすので、母親サケの愛情の一端を感じる事ができました。
ホイル焼き用に身を切り出した残りのアラからは、ざっぱ汁を作りました。
まるまる1尾のアラから、こんなにも出汁が出るのかというほどの味わいと、ほほ肉や氷頭などのなかなか口にする機会のない部位を楽しむ事ができました。
漬物やゼンマイの煮付けなどもテーブルに並び、食中酒に選んだ【清流広瀬川】が加わり、新たな鮭川と広瀬川の仙山交流の誕生です!
はじめての企画のうえスペースや時間の制約があり、参加いただいた皆さんや鮭川村のお母さん方の感想、そして想いを十分に共有することができなかった事は残念ですが、調理中や食事、片付けの際の皆さんの雰囲気からある程度手応えを感じることが出来ました。
ご参加いただいた皆さん、講師の皆さんありがとうございました。
次なる企画もお楽しみに!
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