公益財団法人河川財団の助成を受けて、28年度から広瀬川における市民参加型環境調査を行っております。
調査を通して魚類にとって重要な環境を把握し、その環境をより詳細に調査することで行政が行う河川改修工事やプラン等に対して、魚類の生息環境の保全に向けた提言を行う事、そして市民参加型の調査にすることで市民の川への関心を高め、活動のサポーターの育成を目指しています。
すでに実施した広瀬川リサーチャーワークショップ01 02 03とあわせて、電波発信機を装着するニゴイの採捕を行ってきましたが、先日やっと3尾に装着が完了しました。
春先はヤマメ釣りの外道としてよく釣れるので2-3日もあれば完了できると考えていましたが、諸般の事情で活動開始が7月にずれ込んだため、産卵期後の採捕となり活性の低いニゴイの採捕は非常に困難でした。
採捕にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
採捕直後、台風7号の降雨による増水の不安もありますが、今後定期的にアンテナを持ち追跡を行います。
写真のように腹部から発信器のアンテナが出ているニゴイを採捕された場合は、速やかにリリースしていただくと主に、採捕した日時や場所等をお知らせくださいますようお願いいたします。
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